インターネット加湿器

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わさび納豆巻きを食べました!

酢飯が食べたい気分だったのでコンビニでおにぎりの棚にしれっといる海苔巻きを買いに行きました。私は割と納豆巻きが好きです。食べるものに困らない暮らしをしているにもかかわらず腐った豆を食べていると思うと面白いですからね。5本ぐらいわさび納豆巻きをひっつかんでレジに持って行くと店員さんに「しょうもない転売屋か?」と言われました。なので「日本は資本主義の国だからな」と返しました。そんなやりとりをしているとコンビニに全身黒づくめの男が飛び込んできて「全員動くな! 死にたくなかったらこの袋に海苔巻きをありったけ詰め込みな!」と叫び、エコバッグをレジにたたきつけました。急いで店員さんがおにぎりの棚に走ります。しかし私が買った分で最後だったようです。もう海苔巻きがないことを告げると、強盗犯は上着をバッと開き筒状の何かが大量に巻き付けられた上半身を見せつけました。「俺は覚悟ができてんだ! 巻き込まれたくなかったら言うとおりにしやがれ!」と叫びます。彼の上半身に巻かれているのはネギトロ巻きでした。血走った目で辺りを見渡す強盗犯は私が右手にさげたレジ袋に海苔巻きが入っていることに気づきました。そしてこちらへつかつかと歩み寄ると袋を渡すように要求します。しかし私はここで折れてはお互いのためにならない事をわかっているので毅然とした態度で言い返します。

「私が持っているのはわさび納豆巻きだ、ネギトロ巻きじゃない。そもそもこのコンビニはわさび納豆巻きか納豆巻きしか海苔巻きを取り扱っていない」

それを聞いた強盗犯は「そうか、それじゃあしょうがねぇな」と言ってコンビニから出て行こうとしました。強盗犯が踵を返した瞬間私と店員さんはカラーボールで強盗犯をタコ殴りにしたあとカラーボールを保管しておく箱でもタコ殴りにしました。たんこぶをたくさん作った強盗犯は「海苔巻きはもうこりごりだぁ~」と言いながら走り去っていき、画面がアイリスアウトして行きました。

終わり

ハードワックスを買いました!

髪の毛ってどこまで固くなるんだろうと気になったのでネットショッピングでハードワックスを買いました。鋼よりも固いという触れ込みで、頭の上に落ちてきたリンゴが髪の毛に突き刺さったというレビューもありました。恐らくこれが市販されている中で一番固いワックスでしょう。黒一色の見た目から固さが伝わってくるケースを開けてワックスを手に取ると全然伸びません。これは期待できます。何度も手に取っては髪を立たせてを繰り返して近づくものすべてを平等に傷つけるヤマアラシヘアーができあがりました。きっとこの髪型で満員電車に乗ったら周りの乗客に殺されそうになるでしょう、まあその前に私が殺しますが。髪のセットが終わったところで少しワックスが手に残ってしまいました。こういうときどうすればいいんでしょうか、いつも困ります。今回は陰毛をガチガチに固めることにしました。天を衝かんばかりに立ち上がった陰毛はズボンを押し上げ異様な存在感を放っています。

「リンゴが突き刺さった」というレビューが本当なのかを確かめようと思ったらリンゴがなかったのでスーパーに買いに行くことにします。陰毛がカチカチのままではあらぬ誤解を受けそうですが、そのあらぬ誤解と陰毛がカチカチという真実どちらが恥ずかしいことかと言われたらどっこいどっこいなので気にせず出かけることにします。家を出てスーパーのほうへ歩いていると何やら町が騒がしいです。何やら人影が大勢の警察に追われながらこちらに向かってきます。「ちんちん泥棒だ!」「捕まえろ!」という怒声を背中に受けながら走り寄ってくるその人影は、私の50m程前を歩く男性の股に手を伸ばすとジーンズの上から彼のちんちんを捻り取りました。そしてまたこちらへ走り出します。ちんちん泥棒は私を見るとさらにペースを上げます。あっという間にちんちん泥棒は私の目の前まで走り寄りました。

「立派なモノ持ってんじゃねぇか!」

そう叫びながら私の股間めがけて迫り来るちんちん泥棒の大きく角張った手を私の陰毛が貫きました。

慌てて手を引っ込めたちんちん泥棒がわめきます。

「テメエ、何しやがった!」

「何って、チン毛をワックスでカチカチに固めただけだが」

追いついた警察にちんちん泥棒は身柄を拘束されます。

「そんなことをする人間がいるとはな」

ちんちん泥棒はそう言い残すとパトカーへ乗り込みました。

葬式に行きました!

今日は映画でも見に行こうかと思って今上映している映画を調べていると『デスタラバガニ vs ゴーストロブスター』という映画が目にとまりました。今まで見たことないジャンルの映画なので見識を広げるという意味でこの映画を見ることにしました。上映している映画館を調べるとバスで40分ぐらいのところで上映していることがわかりました。

バス停に着くと、もうすでにバスが停車していたので慌てて乗り込みました。しかし、そのバスは直通便で私が降りたいバス停には止まらないルートを走るものだったのです。運転手の耳に息を吹きかけ、ひるんだ隙に扉の開閉ボタンを操作してバスから降りることも考えましたが、そんなことで前科を負うのも馬鹿馬鹿しいので次のバス停までおとなしくバスに揺られることにしました。

降車ボタンを押してバスから降りるときっちりした格好の人たちに出迎えられました。あれよあれよと彼らに連れられ気づけばパイプ椅子に座っていました。部屋の前のほうにはたくさんの花と誰かの大きな顔写真があります。どうやらここは葬式会場のようです。知らない人の葬式に出てもお互い困るなと思い、部屋から出ようとしたその時、お坊さんがお経を読み始めて立ち上がれない空気になってしまいました。しょうがないので「今の記憶を保ったまま小学生だった頃の自分に戻ったらどうするか」でも考えて時間を潰そうと思ったのですがどうにも集中できません、お経を読む声が不自然に高いのです。お坊さんは男性なのですが、お経を読み上げるのは加工した後のようなケロケロとした声です。使っているのは恋声かなそれともバ美声かな、なんて考えているとだんだん声が低くなっていきます。「ボイチェン切れてますよ」と言おうとしたその時、お坊さんは懐から大きな缶を取り出して中のガスを吸いました。そう、彼はヘリウムガスを吸っていたのです。(そっか、ボイチェンじゃないんだ)私の興味は急激に薄れていきました。

気が散ってふと顔をそらすと部屋の隅にモニターがあります、どうやら子どもが退屈して暴れないように字幕で映画を流しているようです。ぼんやりと眺めていると流れているのが私の見たかった映画『デスタラバガニ vs ゴーストロブスター』であることに気づきました。エンドロールまで見終わった後にトイレの振りをして帰りました。まあ、最終的に当初の目的は果たせたのでよしとします。

浅倉透がプロデューサーに対して抱く感情の正体

pdf形式でツイッターにあげた文章です

 

浅倉透がプロデューサーに対して抱く感情の正体

The true color of Toru ASAKURA’s feelings toward the producer

 

Twitter ID: @ichiha_chaofan

クアトロ加藤
Quatre Kato

 

Key word: 浅倉透 noctchill  透-P関係論

 

 

――要旨――

 浅倉透は自信の所属する283プロダクションのプロデューサー(以下P)へ並々ならぬ好意を抱いていると解釈されることが多い。彼女がPへ好意を寄せていることは否定しがたいが、彼女がPへ向ける気持ちは単純な恋慕だけではなく、自身に目標を与えてくれる人、ともに退屈だった人生を生きる価値あるものに変えてくれる人としての敬愛の念が存在する。本論文は浅倉透がPに対して抱く気持ちの正体を彼女がW.I.N.G.を優勝するまでの軌跡に注目しながら解釈するものである

 

 

1.はじめに

浅倉透はPに恋愛感情を抱く人物(いわゆるPラブ勢)と捉えられることが多い。もちろん浅倉がPのこと恋愛的に好きであることを否定することはできない。それは一部のコミュの内容や雰囲気が示すとおりである。しかし、浅倉がPに抱く感情は恋の一言で表すことができるほど単純ではない。つかみ所のない彼女の言動を丁寧にかみ砕くことで浅倉透という人物に近づくことができるはずである。本論文は浅倉がPに対して抱く感情をテーマにW.I.N.G.編のシナリオを読み解くものである。

 

2.本文

ジャングルジムは浅倉透のW.I.N.G.編共通シナリオにおいて非常に印象的な存在である。浅倉は度々ジャングルジムの夢を見ており、夢の中においてジャングルジムは外から眺める分にはたいしたことないが、ひとたび足をかけると頂上が見えなくなる、そして登り始めたら降りることができないという特徴を持っている。そのジャングルジムに対して浅倉は「長いな~」という感想を抱いている。しかしただのジャングルジムに対して「長い」という感想を抱くのは不自然であり、ジャングルジムは何かのメタファーであると考えるのが自然である。シーズン1のコミュで浅倉は「人生って長いな~」や「人生長すぎるもんね」という発言をしており長いものとして人生が登場している。また、登り始めたら降りることができないという夢の中のジャングルジムの特徴も生を受けたらなかなか終わることができないという点で人生と重なる。ただし、夢の中のジャングルジムは頂上、すなわち終着点が見えないものであり、ジャングルジムが象徴する人生は単に生きる時間としての人生ではない。時間としての人生には死という絶対的な終着点が存在しているからである。そもそもなぜジャングルジムが浅倉にとって重要な存在であるかというと、幼少期になかなか登頂できなかったジャングルジムに、恐らくPとみられる男子学生と一緒に挑み、その時初めて登頂に成功したという経験があるからである。何度も夢に見ることから、この経験は彼女にとってかなり強烈な成功の原体験であると考えられる。このことから浅倉にとってのジャングルジムは「目標のある人生」の象徴であると考えられる。また、夢の中のジャングルジムは端から見る分にはたいしたことないものとして浅倉の目に写るが、ジャングルジムが目標のある人生の象徴であるとすると彼女には誰かの人生を見て、目標を達成する人生を簡単なものだと感じる機会があるということである。これは彼女の趣味である映画・ドラマ鑑賞が関係していると推測される。浅倉透のサポートSR『かっ飛ばし党の逆襲』において、行き詰まったドラマの登場人物がバッティングセンターに気分転換しに行く展開を見て、自主練中に同じく行き詰まった浅倉はドラマの登場人物と全く同じ「かっとばそう」という台詞とともに樋口を連れてバッティングセンターへ行く展開がある。このように浅倉には見た作品に影響を受ける節があり、目標を持ち紆余曲折ありながらもそれを達成する物語の主人公を見て目標のある人生が簡単に見えたのではないだろうか。『十個、光』の「1コ目」においても彼女が目標を持てていない描写がある。浅倉は雑誌の企画として「一生のうちにやりたい10のこと」について考えるがその答えとしてあげるのは「ブラウス欲しい」や「アイスコーヒー飲みたい」など将来のことではなく今やりたいことである。それに対してPがきちんと考えるよう促すと彼女は「でも、埋まらないし」と答える。このときの彼女の返答が「やりたいことだし」ではないことに注目したい。彼女は未来が見えていないのではなく見ている上でやりたいことがないのだ。同コミュで浅倉は「今やりたいこと、今大事にしなきゃ」と言っており彼女が本心から今を大事にするゆえに「一生のうちにやりたい10のこと」として今やりたいことをあげたという考え方もある。しかし、その後に「明日、宇宙人とかが攻めてくるかも知れないし」と続けている。今を大事にしなくてはいけない理由として交通事故で死ぬかも知れないというような現実的に起こりうるものを挙げないのはもちろん茶化しや屁理屈の線もあるが、今を大事にするということが彼女の行動原理に深く刻み込まれていないからとも解釈できる。また、このコミュにおいて選択肢「――」を選ぶと浅倉は「この質問の答えを見つけること」をやりたいこととして挙げる。このことからも彼女が人生の目標を欲していることがわかる。浅倉はアイドルである事に不満はなくオーディションに落ちたときにはショックを受け、DVDを見てアイドルについての研究もきちんと行っている。彼女にとってアイドルである事はPと一緒にいるための手段としてだけではなく、目標となっている。「嬉しいから、こうやって出会えたこと」という彼女の言葉にはもう一度自分に目標を与えてくれる、一緒に頑張ってくれる人としてPと再開できたことを嬉しく思う気持ちが現れているのだ。

 

 『回るものについて』でPと追いかけて追いかけられる関係となったことを喜んだり『十個、光』の「4コ目」において経費で落とすべきところを割り勘しようとしたりと浅倉はPと対等な関係であろうとする。これは浅倉がPに一緒に登ってくれる人、すなわち一緒に目標を向かって人生を歩んでくれる人であることを望んでいるととれる。一方で『十個、光』の「3コ目」でPと浅倉が一緒に見ている映画にキスシーンがあり、Pが親と一緒に見ているときキスシーンがあると気まずいと言うと、浅倉は「親ならもう少し気まずくないよ」と答える。「4コ目」では打ち合わせの食事代を奢ってもらってばかりで悪いという浅倉に対してPが「仕事上のもので経費だからワリカンにはできない」と言うと彼女は「次はワリカンね」と返す、これは、次は仕事じゃなくてプライベートで来たいという発言ととれる。これらは一緒に人生を生きる相棒に向ける言葉というよりは恋慕の対象へ向ける言葉として見るほうが自然である。このように浅倉がPに対して抱く感情は一口に言えないものである。W.I.N.G.優勝後Pに「私も気持ち伝えるのに時間かかりそうだから」と伝えることからもわかるように彼女自身もその正体を掴み切れていない。

 

 

終わりに

 先日追加されたG.R.A.D.編については筆者がきちんと理解出来ていない部分があるので今回は解釈の対象から外した、これについては今後の課題である。とはいえ、今回示した「浅倉透は目標のある人生を求めている」という解釈で矛盾はなかったと思われる。余談だがG.R.A.D.編で浅倉がランニングしているときの息づかいを録音し、上手くつなぎ合わせることで浅倉透と一緒にランニングしている気分になれる音声を作ることができる。実際に筆者が聞きながらランニングしてみたところ、たしかに透と一緒にランニングしている気分になりランニングのモチベーションが上がるが、一方でペースが乱されるので呼吸音の間隔を適宜調整していく行程が必要になるだろう。

半ズボンをはきました!

今日はなんだかいつもよりも早めに目が覚めました。なのでいつもは間に合わないゴミ出しをする事ができます。パジャマから適当なTシャツと着古したズボンに着替えてため込んだゴミ袋を回収場所まで運びます。それが終わって、コーヒーでも淹れようかと、足下の戸棚からコーヒー豆を取り出そうとしたときでした。「ビシッ」という何かが裂ける音がして、左の太もも辺りがスースーします。どうやらしゃがんだ拍子にズボンが破けたようです。脱いで確認してみると、股下5cmぐらいの位置で横に切れ目が入っていました。

長いことはいていましたし、私の足はとても太い(ウヴォーギンの首ぐらい太い)ので破けるのも妥当といえるでしょう。このままゴミ箱に突っ込んでもいいのですが、破れた服のほうが破れていない服よりもレアなのでただ捨てるだけというのもなんだかもったいない気がします。せっかくなので裂け目を広げて左半分だけ股下5cmで右半分は長ズボンの「トータル半ズボン」を作ることにします。裂け目に両手を突っ込んで力一杯引っ張ると裂け目は広がるのですが、縫い合わされている部分は頑丈なようでそれ以上引き裂くことができません。なので包丁で切ることにしました、刃物って便利ですね。

その後、できあがった「半ズボン」をはいてファミマの看板の前で記念写真をとりました。「変な格好をして公共の目のある場所に出る」という行為はインターネットにおいて一定の笑いをとることができるからです。写真をセルフタイマーで撮った後はファミチキを買いに店内に入ったのですが、「お客さんにはファミチキは売れないよ」と言われてしまいました。詳しく話を聞いてみるとどうやら「半ズボン条例」というものが発行されて半ズボンをはいた人にはでっかいペロペロキャンディかソフトクリーム(バニラ・チョコミックス)しか提供できないことになったそうです。「そんなのはおかしい、半ズボン差別だ」と抗議しましたが、向こうも上の命令に従っているだけ、ファミチキを買うことができずにすごすごと家に帰りました。

帰った後で調べてみたのですが「半ズボン条例」なるものは存在しませんでした、どうやらあのファミマがとち狂ったコンビニだっただけのようです。あれ以来そのファミマには行っていません。