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ハードワックスを買いました!

髪の毛ってどこまで固くなるんだろうと気になったのでネットショッピングでハードワックスを買いました。鋼よりも固いという触れ込みで、頭の上に落ちてきたリンゴが髪の毛に突き刺さったというレビューもありました。恐らくこれが市販されている中で一番固いワックスでしょう。黒一色の見た目から固さが伝わってくるケースを開けてワックスを手に取ると全然伸びません。これは期待できます。何度も手に取っては髪を立たせてを繰り返して近づくものすべてを平等に傷つけるヤマアラシヘアーができあがりました。きっとこの髪型で満員電車に乗ったら周りの乗客に殺されそうになるでしょう、まあその前に私が殺しますが。髪のセットが終わったところで少しワックスが手に残ってしまいました。こういうときどうすればいいんでしょうか、いつも困ります。今回は陰毛をガチガチに固めることにしました。天を衝かんばかりに立ち上がった陰毛はズボンを押し上げ異様な存在感を放っています。

「リンゴが突き刺さった」というレビューが本当なのかを確かめようと思ったらリンゴがなかったのでスーパーに買いに行くことにします。陰毛がカチカチのままではあらぬ誤解を受けそうですが、そのあらぬ誤解と陰毛がカチカチという真実どちらが恥ずかしいことかと言われたらどっこいどっこいなので気にせず出かけることにします。家を出てスーパーのほうへ歩いていると何やら町が騒がしいです。何やら人影が大勢の警察に追われながらこちらに向かってきます。「ちんちん泥棒だ!」「捕まえろ!」という怒声を背中に受けながら走り寄ってくるその人影は、私の50m程前を歩く男性の股に手を伸ばすとジーンズの上から彼のちんちんを捻り取りました。そしてまたこちらへ走り出します。ちんちん泥棒は私を見るとさらにペースを上げます。あっという間にちんちん泥棒は私の目の前まで走り寄りました。

「立派なモノ持ってんじゃねぇか!」

そう叫びながら私の股間めがけて迫り来るちんちん泥棒の大きく角張った手を私の陰毛が貫きました。

慌てて手を引っ込めたちんちん泥棒がわめきます。

「テメエ、何しやがった!」

「何って、チン毛をワックスでカチカチに固めただけだが」

追いついた警察にちんちん泥棒は身柄を拘束されます。

「そんなことをする人間がいるとはな」

ちんちん泥棒はそう言い残すとパトカーへ乗り込みました。