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半ズボンをはきました!

今日はなんだかいつもよりも早めに目が覚めました。なのでいつもは間に合わないゴミ出しをする事ができます。パジャマから適当なTシャツと着古したズボンに着替えてため込んだゴミ袋を回収場所まで運びます。それが終わって、コーヒーでも淹れようかと、足下の戸棚からコーヒー豆を取り出そうとしたときでした。「ビシッ」という何かが裂ける音がして、左の太もも辺りがスースーします。どうやらしゃがんだ拍子にズボンが破けたようです。脱いで確認してみると、股下5cmぐらいの位置で横に切れ目が入っていました。

長いことはいていましたし、私の足はとても太い(ウヴォーギンの首ぐらい太い)ので破けるのも妥当といえるでしょう。このままゴミ箱に突っ込んでもいいのですが、破れた服のほうが破れていない服よりもレアなのでただ捨てるだけというのもなんだかもったいない気がします。せっかくなので裂け目を広げて左半分だけ股下5cmで右半分は長ズボンの「トータル半ズボン」を作ることにします。裂け目に両手を突っ込んで力一杯引っ張ると裂け目は広がるのですが、縫い合わされている部分は頑丈なようでそれ以上引き裂くことができません。なので包丁で切ることにしました、刃物って便利ですね。

その後、できあがった「半ズボン」をはいてファミマの看板の前で記念写真をとりました。「変な格好をして公共の目のある場所に出る」という行為はインターネットにおいて一定の笑いをとることができるからです。写真をセルフタイマーで撮った後はファミチキを買いに店内に入ったのですが、「お客さんにはファミチキは売れないよ」と言われてしまいました。詳しく話を聞いてみるとどうやら「半ズボン条例」というものが発行されて半ズボンをはいた人にはでっかいペロペロキャンディかソフトクリーム(バニラ・チョコミックス)しか提供できないことになったそうです。「そんなのはおかしい、半ズボン差別だ」と抗議しましたが、向こうも上の命令に従っているだけ、ファミチキを買うことができずにすごすごと家に帰りました。

帰った後で調べてみたのですが「半ズボン条例」なるものは存在しませんでした、どうやらあのファミマがとち狂ったコンビニだっただけのようです。あれ以来そのファミマには行っていません。